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2022年12月04日

投扇興の銘定~その1


投扇興は投げた後の扇、蝶(的)、枕(箱)の位置関係によって点数が決まります。
それぞれの形を「銘定」と言い、浅草流では源氏物語の巻の名前がついています。
たとえばtだ蝶を落としただけで位置関係がばらばらのときは、蝶を花に見立てて「花散里」。
蝶の上に扇が被さった形は、扇を霧に見立てて「夕霧」など...。

今日からすこしずつ、その銘定を写真入りでご紹介していきます。
まずは蝶が落ちないパターンから。

1.手習(てならい) 無点 ※蝶は倒れず、扇は地に落ちる。



2、関屋(せきや) 1点 ※扇は蝶に当たったが蝶は倒れず、扇は枕にもたれる。当たるのは鈴でも可。
               ※あっぱれ状態(扇が要側を下にして立ち両褄上がり)なら2点増し。



3、藤袴(ふじばかま) 2点 ※関屋(二)と同じ条件で、扇は要側を上にして立つ。
                    かつ、扇の面から見て要が枕の幅に入っていること。



4、こつり 過料1点 ※扇の要側が枕に当たる。
               枕の下の台座部分に当たった場合、親骨が当たった場合は除く。


5、松風(まつかぜ) 3点 ※蝶は枕の上で倒れる。



6、花宴(はなのえん) 12点 ※蝶が枕から宙吊りになる。











  

Posted by 桐 at 12:12Comments(0)